岩佐亮佑VSマーロン・タパレス
12月7日に行われたIBFスーパーバンタム級暫定王座決定戦、岩佐亮佑VSマーロン・タパレス。
前の記事では岩佐亮佑の判定勝ち予想でしたが結果はなんと11ラウンドTKO勝ち!
いや〜、やりましたね!!
早速試合を振り返ってみたいと思いますが、まずは両者の基本情報から!
左【岩佐亮佑】
戦績:21勝(17KO)1分
生年月日:1989年12月26日 (30歳)
※2019年12月現在
出身:日本
身長:172cm(リーチ:181cm)
スタイル:サウスポー
右【マーロン・タパレス】
戦績:33勝(16KO)3敗
生年月日:1992年3月23日 (27歳)
※2019年12月現在
出身:フィリピン
身長:163cm(リーチ:165cm)
スタイル:サウスポー
(写真:BoxRec参照)
1Rから岩佐が積極的にプレッシャーかけていきましたね。
ジャブもよく出てたし距離が近くなっても引かなかったんで相手にペースを握らせなかったですね。
タパレスは思ったよりも上手い選手で
遠い距離でのジャブもフェイント使って中に入っていくのも上手かった!
ダッキングしながらのオーバーハンドフックとか岩佐が結構もらってましたからね!
途中ヒヤっとする場面もありましたが、岩佐が引かなかったのが良かった!
タパレスみたいなファイターを相手にする時は調子に乗らせないように前に出てプレッシャーかけ続けるって本当に大事ですからね。
しかし3Rにタパレスがバッティングでダウンとられたのは可哀想でしたね(笑)
審判の場所からは分かりづらかったでしょうけど。それにダウンっていうよりバランス崩しただけに見えましたけどね。
それに試合展開にはそんな影響してなかったと思います。
タパレスは色々攻撃パターンを変えて攻めてはいましたが、岩佐のプレッシャーが強くて
単発のパンチで終わっちゃってましたね。
リーチ差の問題もあるけど中々コンビネーションに繋げられなかったかな。
それでも要所要所でジャブ、アッパー、フックなど当ててたのは流石ですけど。
それに5Rからタパレスの動きが良くなってましたね!
フェイントかけながら飛び込んでフック、アッパーをヒットさせてました!ジャブも上手かったな。
でも6Rくらいから飛び込みざまの左のオーバーハンドは岩佐に見切られた感がありました。
これはさすが岩佐って感じですね!
カウンターのタイミングも合ってきてたし。
7Rからは岩佐がペース掴んできた感じかな。
ジャブもストレートも綺麗に当たり始めた。
お互い足使って出入りが激しくなってペースが上がった感じ。
岩佐はこのペースの方が調子良さそうですね。
やっぱ昔のアマボクっぽいボクシングの方が得意なのかな。
で、11Rに相手のジャブに左ストレート合わせてKO勝ちでした!
パンチ貰って危ないなと思う場面もありましたが、下がらなかったのが良かったですね!
これは気持ちの強さが見えたかな。相手にペース掴ませなかった。
後半のボクシング見て思ったのは岩佐はテンポの速いボクシングの方が合ってるんじゃないかな。スタミナとか相手とのリズムっていう問題もあるけど、そっちの方が攻守共に調子良さそう。
まぁこれからどれくらい防衛回数伸ばせるかですね〜。