ゾラニ・テテVS ジョエルリエル・カシメロ
11月30日に行われたWBO世界バンタム級王座統一戦、ゾラニ・テテVS ジョエルリエル・カシメロですが、なんとテテが3回TKO負けみたいですね!
テテはスピードがあって綺麗なボクシングするけど力強さを感じない選手って印象でカシメロはそれとは対照的にラフな喧嘩ファイトが得意なボクサーって印象でした!
早速試合を振り返ってみようと思いますが
まずは両者の比較から!
【ゾラニ・テテ】
戦績:29勝(20KO)4敗
生年月日:1988年3月8日 (31歳)
※2019年12月現在
出身:南アフリカ
身長:175cm(リーチ:183cm)
スタイル:サウスポー
【ゾラニ・テテ】
戦績:29勝(20KO)4敗
生年月日:1989年2月13日 (30歳)
※2019年12月現在
出身:フィリピン
身長:163cm(リーチ:163cm)
スタイル:オーソドックス
リーチはテテが183cmとかなり有利ということもあり、最初カシメロは遠い距離で様子を伺う展開になってましたね!
1Rはほとんど動きがなくて、テテがジャブで牽制、カシメロは遠い距離で様子を伺って終了って感じでした。
2Rからカシメロが飛び込んでいくようになりましたね!
プレッシャーかけてジワジワ中に入っていくんじゃなくて、遠い距離からダッシュで一気に距離を詰める戦法でした!
カシメロの動きに硬さは感じられなかったからテテのジャブにプレッシャーは感じなかったんでしょうね。
だから思い切り良く踏み込めて、距離潰せるんですよね。
入ってきたとこにカウンター合わせるようなこともなかったから、そりゃ簡単に中入ってくるよなって感じでした(笑)
こんだけリーチ差があったらカウンターとりやすいと思うけどな。
カシメロのリズムが難しかったのか、カウンターで牽制する場面はあまり見れなかったですね。
でもやっぱり入ってきたとこにカウンターを合わせる技術は距離が遠いボクサーには絶対必要ですよね。
基本は中に入らせちゃいけないから、カウンターでプレッシャーかけないと。
難しいけど(笑)
で、3Rにカシメロが右ボディアッパーで中に入ってきたんですけど、テテがダッキングしたせいでテンプルに貰っちゃったんですよね。
それで動きが止まったところにもう1発フックもらってダウン。
立ち上がったけどカシメロの連打くらってTKO負けでした。
うーん、印象としてはテテがちょっと脆すぎるかな。
もっと徹底して中に入れさせないようにしないとフィジカルの強いファイターにはやられちゃうかなと思う。
当然井上尚弥とやっても早いラウンドで倒されると思います!
そしてカシメロと井上尚弥はお互い対戦希望してるみたいですね!
是非やってほしいけど普通に井上尚弥が倒すでしょうね!(笑)
正直負ける要素が見当たらない。万が一打ち合いになったら分かりませんが、普通にボクシングするならレベルが違う!
バンタム級でモンスターの相手になるのってもうリゴンドーくらいしかいないんじゃないかな...。