うまボク日記

管理人が適当にボクシングについて語ってくブログ

誰を目指す?理想のボクシングスタイルは!?【ファイター編】

ボクサーをタイプ別で見た時に

理想的ボクシングスタイルは誰なのか?

 

このボクサー目指せばいーんじゃない!?

 

というボクサーを勝手におススメしていこうという企画第2弾!

今回は【ファイター】タイプ!!

 

まずボクサーを大きく3タイプに分けた時の特徴は下記の通り。

 

【アウトボクサー】

→ロングレンジで戦うタイプ。パンチ貰いたくない人が多いディフェンス重視のスタイル。

 

【ボクサーファイター】

→ロング〜ミドルレンジで戦うタイプ。

出入りを繰り返して攻守のバランスがいいスタイル。

 

【ファイター】

→ミドル〜ショートレンジで戦うタイプ。相手にプレッシャーかけてくオフェンス重視のスタイル。

 

はい!

それではまずファイターに多いタイプが

 

·気持ちが強い

·フィジカルコンタクトが強い

·パンチが強い

·打たれ強い

·比較的身長が低い

·遠い距離での駆け引きが苦手

 

って感じですかね!

 

身体が頑丈で気持ちも強いんでガンガン前に出ていくと強いんですけど、上のレベルに行くとアウトボクサーが苦手って人が多い気がしますね!

でもファイタースタイルは他の2スタイルと違って、必ずしも全ての距離で戦えるスキルが必要ってわけではないんですよね。

 

村田諒太みたいなフィジカルの強さを生かした強固なガードで強引に距離潰していくようなタイプもいるし、マイダナみたいに相手の攻撃を恐れずパンチを振り回してガンガン前に出る喧嘩みたいなボクシングするタイプもいる。

2人ともボクシングのセンスがあるっていうより生物的に強いタイプですよね(笑)

 

(こーいうタイプとも戦わなきゃいけないからアウトボクサーは近い距離でも戦えるようにならなきゃいけないって言ったんですよねー)

 

 

umabox.hatenablog.com

 

 

この2人みたいに自分の長所を理解して、それを最大限に引き出すスタイルを見つけるのは

本当に大事。

他人からのアドバイスを聞いた上で、自分に向いてること、これは違うと思うことを取捨選択して自分のスタイルを作る。

自分の感性を大事にしつつ自分を客観的に見て、この練習はどーいう場面で活かせるのか、その場面で自分はどう動くのか、といったことを考えながら練習するとマジで効果が全然違う!!

しんどい練習してると思考停止しちゃうけど、そんな時でも考える癖をつけると試合中に使える引き出しが増えて、組み立てが楽になるからオススメですね!

やっぱロジカルに考える力って重要だと思う。

(言われたまま考えずにボクシングする人

以外と多いからな.....。)

 

で、本題のファイタースタイルで目指すべき

ボクサーですが、僕が1番参考になると思うのは(全盛期の)ゴロフキンですね!!

ファイターとしてかなり完成されてると思う!

具体的にどこが参考になるかっていうと

 

1:【ディフェンス技術】

2:【ジャブの使い方】

3:【接近戦でのパンチの打ち方】

 

この3つです!まずは

1:【ディフェンス技術】についてですが

 

どんなスタイルであろうとボクシングは

『打たせず打つ』っていのが大前提です!

だからディフェンスは本当に大事!

パンチ貰っても歯を食いしばって前に前に!

なんて絶対ダメ!ありえない(笑)

 

ゴロフキンのディフェンス技術は高かったですからね!(全盛期は)

2018年くらいからパンチ貰うようになったよな....。

 

ゴロフキンはディフェンスしながら距離詰めるのがメチャ上手かったですね!

パーリングとブロッキングでガードしながら

相手のパンチに合わせて中に切り込んでいく感じですね!

まずそのガードの時に身体がブレない!

身体の軸が強いのと、上半身とか腕の動きが小さいんですよね!ガードする時の!

だから攻撃に繋げるのが早いし、バランスも崩さないんですよね!

これはパンチにビビらず相手をよく見てないとできないことですが、このディフェンスは参考になりますよねー。

 

で、このディフェンス技術が次の

 

2:【ジャブの使い方】にも繋がるんですよね!

 

ゴロフキンは基本的に自分の距離になるまでジャブを打たないんですよね。

ファイタータイプで割と多いのが遠い距離からステップインで一気に 距離詰めようとする人。

つまり当たりそうにない距離からジャブ打っちゃう人ですね。

これは上手い人には当たらないし、カウンターを貰いやすいんですよね。

ゴロフキンは自分から仕掛ける時はダッキングとかフェイント使って距離潰してから打つか、相手のパンチに合わせて距離詰めてから打つ、もしくはカウンターで合わせるんでジャブがよく当たるんですよね。

要するに確実にあたる距離で打ってるんですよね。

これを意識すると、距離が遠い相手との駆け引きが楽になるはず!

 

で、このジャブを起点にして中に入ってからのコンビネーションですね!それが

 

3:【接近戦でのパンチの打ち方】

 

これは本当に秀逸!

体重の乗せ方もパンチの角度も素晴らしい!

それに1発1発が強い!

 

普通接近戦ってKO狙えないんですよね。

相手が仰け反ったりして隙間ができたら倒せるんですけど、お互い前傾姿勢でゼロ距離になると効かせるパンチが打てなくなるんですね。

 

でもゴロフキンはこの距離でもガードの隙間からフックとかアッパーを打ち込むのがメチャクチャ上手い!しかもパンチ超強いし(笑)

 

これ腰の回転がスムーズなんですよね。

ゼロ距離だと手打ちになりがちなんですけど、それだと効かせるパンチは打てないんですね。

 

骨盤を動かすイメージでコンビネーション打つと接近戦でもしっかりしたパンチ打てますからね!(やはり足腰の使い方は大事ですね)

 

遠い距離の相手ならウィリーモンローJrとの試合が参考になると思います!

https://m.youtube.com/watch?v=CqlgBfkwlCc

 

対ファイターなら参加になるのはレミュー戦かなぁ。

https://m.youtube.com/watch?v=zI_k8cDCV1E

 

ファイタースタイルはロマチェンコとか井上尚弥みたいなボクサーファイターのスタイルも参考になると思うので

【ボクサーファイター】編も参考にしてくれればと思います!

(この2人はファイターに近い気がするけど)